休日の午後、南大沢から多摩境の方へ歩いた。カメラは富士フイルムX10。古いデジカメだけど、夕暮れの柔らかい色を写すにはいいカメラ。
南大沢は駅前が郊外都市風。地方なら車で来るようなショッピングモール・娯楽施設が駅前に揃っている。
多摩丘陵のなだらかな起伏は歩くのが楽しい。集合住宅の間を縫うように緑豊かな散歩道が続いている。
丘陵の谷間を車道が走る。80〜90年代に開発されたので、車道の上には立派な橋がいくつもかかっている。多摩ニュータウンらしさ。
駅から15分ほど歩くと、集合住宅から一軒家に家並みが変わる。
住宅街の脇を抜けて里山然とした小山内裏公園へと入る。
思いがけず開けた場所にたどり着いた。
武蔵国から相模国を望む。
小山内裏公園を下った先にあるのが、国境を流れる境川だ。
すっかり暗くなったので、駅の方へ戻った。