夏みたいに暑い連休の午後。 家を出てすぐ、こりゃミスったなと思いながらも野川沿いを歩き府中市美術館へ行きました。 野川は川べりを歩けるのがいいね! この日は快晴で、いつも以上に水が透明。鯉も日焼けしたくないのか茂みの下へゆっくりと逃れていく。…
至上の印象派展 ビュールレ・コレクション 印象派だけでなく、17世紀からモダンアートまで傑作揃いで西洋美術史をたどれる展覧会…とのことで行ってきた。 セザンヌの腕の長い青年の絵、視覚的な強さといえばいいのか、目を離せなくなるような引力があった。…
午後は暇だったので、歩いて吉祥寺へ。 高架下のいぶきうどんでうどんを食べる。いぶきうどんは無料の揚げイリコによってクリスピー感を補充できるので天ぷらいらず。地獄みたいに揚げられたイリコは、たちまちゆるふわ化する天かすと違い軟口蓋をガンガン攻…
中国・唐代の仏像があるという話を聞きつけて、書道博物館に行ってきました。 書道博物館になぜ仏像があるかというと、銘文が漢字で書かれているから。納得だ。 鶯谷駅の5分のところ、上野駅から歩く。戦前の和風住宅っぽい寛永寺塔頭群を抜けていき、茶色い…
楽しかった。 星野源が魅力的で、特に最後のシーン。「それは…奇遇だな」からのとこが良かった。 ヒロインの人はうまい分、最後のシーンで感情がこもるにつれてよく訓練された感じがただようような。よく訓練された風邪の引き方。インタビューだと最初「ほん…
コントラポスト、360度の立体感、マッス、彫刻同士の関係性、滑らかな肌、文学的意味…みたいな西洋古典彫刻の美意識の真逆をいくのに強さがある。 これがジャコメッティか、と興奮。
京都国立博物館や智積院を過ぎて、東大路もここまでくると地元の人たちの街、といった感じの今熊野商店街の中ほどから裏山へと坂道を登っていくと大きな門がある。 泉涌寺の総門。またぐと泉涌寺の山内。 きれいに整備された参道を進むと、塔頭寺院や幼稚園…
東大寺二月堂はわかりやすく西を向いて建っていて、なら夕日が綺麗なんじゃ!と奈良博が閉まる5時から日没までの2時間ほど待つことにしました。 けれど5時を過ぎた東大寺はみるみるうちに人が散ってゆき、近場の喫茶店も店仕舞いするところばかり。6月の夕方…
大きな茅葺きの本堂が印象に残っている。草がひょろひょろっと生えていて、「日当たりはいいんだけど…なんかおかしいな…」とか思ってそう。葺き替えられるのが先か、天寿をまっとうするのが先か。 大地を知らない植物に幸あれ。